特許調査の第一歩:JPlatPatのOPDで世界の審査情報を見てみよう

OPDはワンポータルドシエ、各国特許庁のデータベースをつなげている

JPlatPatの「特許・実用新案研究」プルダウンメニューの「特許・実用新案番号紹介/OPD」の「OPD」って何?

OPDは「ワン・ポータル・ドシエ(One Portal Dossier)」の略です。

5大特許庁(IP5:日本・米国・欧州・中国・韓国)およびWIPO‑CASE 参加庁における、各出願特許の審査情報が参照できます。

古い出願などでは見られないものもありますが。

対象としている特許出願のOPDの確認の仕方は以下のとおり。

  1. JPlatPatHPの上部メニューから「特許・実用新案番号紹介/OPD」を選ぶ
  2. 対象となっている特許出願の出願番号、公開番号などで案件情報を検索
  3. ページ下部に表示される、対象となっている特許出願のリンクを開く
  4. 公報の情報の上部にある「OPD」のボタンを押す

OPDの画面では、日本(JP)の情報が一番上に出て、以下、各国の情報が並びます。

書類のリンクがありますので、必要なものはリンク先の書類を開いて確認します。

PCT出願(国際出願:特許協力条約(PCT: Patent Cooperation Treaty)に基づく出願)の場合は、公開時にISR(ISR(International Search Report:国際調査報告))も引用文献情報も公開されています。

ISRに基づき、出願人は内容の補正が可能なので、ISRの結果だけで特許性は判断できません。

ただ、ISRで引用された文献を確認することで、出願されている技術に先行するものの有無を知ることができます。

これは、自分自身が進めている研究の成果の位置付けを知る際の重要な情報になります。

大学や企業の研究者、理系の大学生は特許情報をもっと活用するべき

出願される特許は、最先端の技術情報。

特許情報を広く俯瞰することで、現在の技術開発の動向が把握できます。

また、出願に対する拒絶理由や、拒絶で引用された特許文献などの情報から、自らの研究開発のテーマや方針を絞り込むことも可能。

独自の研究を進めようとしている大学や企業の研究者、研究生活の入り口に立っている理系の学生などは、常に特許情報に触れているべきです。

自分の行っている研究の位置付けを理解した上で、自分だけの個性的な一歩を進めましょう。

OPD情報はどこで得られるか

特許情報プラットフォーム「JPlatPat」。  

公開されているOPD情報は、このサイトで見ることができます。

誰でも無料で使用可能。

ユーザー登録やログイン操作など不要です。

ぜひ一度アクセスしてみてください。

(ただしロボットなどによる自動での情報収集は不可です。)


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