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排ガス処理に万能な貴金属触媒
工場やエンジンからの排ガスを処理し、クリーンにする触媒には、ほぼ貴金属(白金やパラジウムなど)が使われています。
キッチンで日常的に使われているグリルやロースターからの煙の処理にも。
今回の記事では、特開2009-018218(パナソニック)の特許明細書に記載されている触媒構成と、それぞれの役割を紹介したいと思います。
特開2009-018218:除煙脱臭用触媒体およびその製造方法
パナソニックではロースターや燻製器などを販売していますね。
パナソニック製品については、以下のリンク先の商品などをご覧ください。
パナソニックは、それらで使用されている触媒について、特許出願しています。
特許を読むときは、以下の流れで確認すると理解しやすいです。
課題(解決されるべき問題点)→解決手段(何を発明したか)→効果(発明はどんな効果を示すか)
それぞれ、課題、請求項、実施例などを参照して理解することになります。
明細書中に記載されている触媒の構成と、それぞれの機能を以下にまとめます。
触媒の構成は貴金属/Ce、Ba/アルミナ担体:自動車排ガス触媒と基本構成は同じ
触媒活性の主体は貴金属。
白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)ですね。
これをアルミナ担体上に担持(付着)させます。
さらにセリウム(Ce)やバリウム(Ba)などを、活性向上のために追加して添加します。
この触媒を用いることで、魚を焼くときの煙や匂いをほぼ消すことができます。
この触媒の組成ですが、触媒を知っている人であれば、すぐに気づくことがあります。
それは、自動車の排ガス処理触媒とほぼ同じであること。
自動車のエンジンとマフラーの間に置かれていて、エンジンで発生する一酸化炭素、窒素酸化物、燃え残りの燃料などが空気中に排出されるのを防ぐために使われる触媒と同じですね。
煙も、匂いも、エンジンの排ガスも、貴金属触媒で処理可能。
すごいぞ、貴金属。
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