誰でも無料で特許情報を得ることができるJPatPat。
利用するにあたっての敷居は低い。
それを、学生こそが利用するべき。
その理由、3つ。
企業の開発動向が見える
理系の学生が就職する際に希望する職種の一つとして、研究開発職がある。
各企業の研究開発の動向は、特許出願の様子を見ることで、把握できる。
検索して、関心を持っている企業の出願が見つかったら、それを数年分遡って調べてみる。
それで、どういう開発をしているかがわかる。
発明者となっている人たちは、ほぼ、研究開発の現場にいる人たち。
どんな技術の開発に、何人くらいの規模で取り組んでいるかも、把握できる。
自分が、その中で活躍する姿も見えてくるかもしれない。
市場で、何が儲かっているのかが見える
特許出願されているということは、企業が研究開発投資をしているということ。
企業は、まったく儲からないだろうことには投資しない。
それで、特許出願の内容の、先行技術、課題などを見ることで、どのようなもので収益が上がっているか、何を解決することでさらに収益が増すかが把握できる。
さらに、大事なことは、特許出願をしている企業が、他のどのような企業を競争相手としているかも見えてくる。
競争相手の商品の市場規模が大きければ、そこに新規技術で参入する意義がある。
そのような競争関係も知ることができる。
研究室やゼミでの、日頃の発言での重みが増す
企業の開発動向を、少しでも知っていると、自分の卒業研究などでのテーマ選びにも役立つ。
理系の大学教員は、世の中の技術動向、企業の開発動向に対する感度を上げることが期待されている。
世の中で役立たない研究には、お金が入ってきにくいからだ。
それで、苦労している。
そんな状況で、自分のゼミの学生が、特許情報をよく知っていて、どの企業が、どんな開発をしているのか、どんな市場があるのか、普段から話していたら、その学生の発言を重視するようになるだろう。
教員の思っていることをサポートするような情報を、特許検索で即座に提供できると、頼りにされるに違いない。
そうなると、学生自身の研究の指導もしっかりとしてくれるようになるだろうし、就職のサポートも手厚いものとなると期待できる。
何より、自分自身の、就職を希望する業界の、かなり深みのある知識を得ることができる。
それが、何より、学生にとって価値がある。
研究生活のスタートは、あざといくらいでちょうどいい。
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