もし排ガス処理触媒技術がなかったら 環境触媒分野研究の重要性

環境触媒の重要性、必要性

自動車のエンジンや、化学工場、半導体工場などからの排気ガスには危険な物質が含まれている。

これらを、大気中に放出しても問題ないくらいに処理するのに必要な技術が環境触媒である。

もし環境触媒がなかったらどうなるか。

大気が匂い始める

自動車のエンジンからは、不完全燃焼で燃え残ったガソリンや、ススのようなものが排出される。

ディーゼルエンジンなどからはアンモニアが排出されてくることもある。

それを、触媒で処理している。

もし環境触媒がなかったら、これらが大気中に放出されてしまう。

すると。

すぐに、さまざまな、身体に悪そうな匂いがし始める。

ツンとくる程度であれば、まだましで、頭痛、吐き気などを起こすだろう。

それらを防ぐために、環境触媒が開発され、使用されている。

空や街が暗くなる

自動車のエンジンや工場から煤煙が大気中に放出される。

それを防ぐために、フィルター状の触媒が用いられる。

触媒は、ススなどを濾し分けたり、酸化して無害化したりする。

ここで触媒が用いられていなかったら。

空が常に薄暗くなってしまうだろう。

またススに特有の衣服、建物などの汚れも目立つようになる。

街全体がススけた感じになってしまう。  

発がん性の化合物が空気中を漂う

ダイオキシンという毒性(発がん性)の物質がある。

廃棄物を燃焼処理する際に、多く発生する。

一時期は非常に問題視されたが、最近では、安全なレベルに排出が制御されている。

この、安全だという説明は、つねに、どのくらい排出されているのか、と組み合わされている。

このくらいの濃度であれば安全である、という言い方になる。

その「このくらいの濃度」を実現するために、触媒が使用されている。

触媒が、発生したダイオキシンを分解している。

もし、触媒が使われず、大量に放出された場合は、非常に危険である。 

環境触媒技術の重要性

もし、環境触媒技術を誰も開発していなかったら。

大気は人類にとって、とても危険で有害なものになっていただろう。

今頃、人類は、地下で生活していることになったかもしれない。

現在のように、普通に青空の下で日々生活できているのは、環境触媒技術があるからだといえる。

今後も、人類が地上で平和に生活していくためにも。

環境触媒研究は精力的に継続されるべきだ。

そう、思う。   

このエントリーをはてなブックマークに追加
にほんブログ村 科学ブログへ
暖淡堂:触媒blog

コメント